キャバクラで働くなら必須になるのがヘルプのスキル。
特に新人キャバ嬢はヘルプを頼まれることが多く、ヘルプが持つ役割を理解するとともにマナーやルールをしっかり身に着けなくてはいけません。
というわけで、この記事ではキャバクラのヘルプ術を徹底解説するよ!
絶対守るべきルールはもちろん、キャバクラヘルプのメリットからデメリットまで詳しく紹介していきますので参考にしてみてくださいね!
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キャバクラのヘルプとは?
キャバクラのヘルプとは、自分以外のキャバ嬢を指名しているお客様の席につくことです。
キャバ嬢は、着替えや急なトイレ、指名被りなど、やむを得ない理由で指名のお客様を待たせてしまうことがあります。
そんなとき、指名キャバ嬢の代わりにお客様を接客して、場をつなぐのがヘルプの仕事です。
「目の前のお客様をもてなし、楽しませること」は普段の接客と同じですが、ヘルプ接客は他人のお客様を接客するため、いつもと全く同じ接客というわけにはいきません。
お客様をフォローし、指名のキャバ嬢をサポートするような接客を心掛けよう!
キャバクラのヘルプのルール
キャバクラのヘルプには、普段の接客にはないルールやマナーがあります。
ヘルプ接客をする際は、以下のルールを守りましょう。
- 接近接客はNG
- 名刺や連絡先を交換しない
- ドリンクのおねだりは禁止
- 指名キャバ嬢の話題を出さない
- テーブルマナーを徹底する
- ヘルプ中に席を立たない
- 楽しい話題でお客様の気分を盛り上げる
- 何かあったらすぐ指名キャバ嬢に相談する
接近接客はNG
ちょっとしたスキンシップや至近距離での接客は、キャバクラに来るお客様から喜ばれますよね。
しかし、ヘルプの席では接近接客はしないようにしましょう。
ヘルプで接客する相手は、自分の指名客でもフリーのお客様でもなく、他のキャバ嬢のお客様です。
ベタベタと接客すれば席を外している指名キャバ嬢から「お客様を取ろうとしているんじゃ…」と疑われ、トラブルに発展する恐れがあります。
名刺や連絡先を交換しない
ヘルプの席では、名刺や連絡先の交換も禁止です。
キャバクラには「ヘルプの席ではお客様に営業をかけてはいけない」というルールがあります。
名刺や連絡先の交換は自分を売り込む行為であるため、絶対にやっちゃダメ!
中には「名刺ちょうだい」「連絡先を教えて」と言ってくるお客様もいますが、どれだけお願いされても上手にかわして断りましょう。
だいたいは「指名のキャバ嬢に言いつけますよ〜」と冗談っぽく言えばかわせますが、逃げられないときはハッキリと「お店のルールなのでできません」と言ってOKです。
ドリンクのおねだりは禁止
キャバクラのヘルプでは、ドリンク交渉もしないようにしてください。
ヘルプのお客様は、あなたのためにお店に来たのではなく、指名しているキャバ嬢のために来店しています。
ただし、お客様によってはヘルプのキャバ嬢にもドリンクをすすめてくれることがあるよ!
そんなときは「本当にいいんですか?」と確認し、しっかりお客様の了承を得てから注文してください。
指名キャバ嬢の話題を出さない
ヘルプの席で話題に困っても、お客様が指名しているキャバ嬢の話をするのは控えましょう。
指名キャバ嬢のことを話題に出すと、彼女がお客様に内緒にしていることをうっかり話してしまう危険性があるためです。
お客様の理想を壊さないために彼氏の存在を秘密にしたり、自分を守る目的で住んでいる場所や家族構成をうやむやにしたりしているキャバ嬢は少なくありません。
ヘルプについたあなたが何気なく言った一言が大きな情報漏洩になる可能性もあるので、話題のチョイスは慎重に行いましょう。
テーブルマナーを徹底する
ヘルプの仕事は、お客様の話し相手になり楽しませることだけではありません。
お客様が快適に過ごせるよう、常に美しいテーブルを維持するのもヘルプの大事な仕事です。
テーブルマナーはヘルプシーンだけでなく、どの席でも役に立つ作法です。
会話と並行してきれいなテーブルを維持できるヘルプキャバ嬢は、お客様やお店から「気配りができる」と思われ重宝されます。
ヘルプ中に席を立たない
急に気分が悪くなる、どうしてもトイレを我慢できないなど、よっぽどの理由がない限りヘルプ中は席を離れないようにしましょう。
ヘルプは、指名キャバ嬢が離席している間をつなぐ役割を任されています。
そんなつなぎ役のヘルプが途中で席を立ってしまうのは、役割を全うしているとはいえないよね…!
具体的な時間はお店や状況によって異なるものの、ヘルプとして席につく時間は長くてもせいぜい20~30分程度です。
指名キャバ嬢が戻ってくれば必ず席を抜けられるので、ヘルプ中は離席しないでください。
楽しい話題でお客様の気分を盛り上げる
お客様から話題を振ってくれた際には、その話題に乗ってトークを広げればいいですが、ヘルプのキャバ嬢に話題を提供してくれるお客様は多くありません。
お客様は、指名のキャバ嬢が自分の席を離れて少なからずがっかりしているので、ヘルプのキャバ嬢が席につくと口数が減ってしまうことが大半です。
そんなときは、こちらから「楽しい話題」を振ってみよう!
たとえば、人は自分の好きなものの話をしていると楽しいと感じやすいので、好きな食べ物の話題や趣味の話題などを振ってみるのがおすすめ。
気落ちしたお客様の気分を盛り上げるのもヘルプの大事な仕事なので、日頃から話題をストックしておくといいでしょう。
何かあったらすぐ指名キャバ嬢に相談する
ヘルプをしていると、押しの強いお客様を断れず連絡先を教えてしまったり、お客様から本気で気に入られて困ったりすることもあるかもしれません。
そんなときは、すぐに指名キャバ嬢にありのままの状況を伝え相談しましょう。
また、何かヘルプの席でミスをしてしまった際もすぐに指名キャバ嬢に謝罪してね!
言いにくいとは思いますが、黙っていると万が一指名キャバ嬢にバレた際「今まで隠していた」と誤解され、さらに大きなトラブルへと発展する可能性があります。
何かあった際、ただちに指名キャバ嬢に相談すれば「お客様を取ろうとしているわけではない」というアピールになり、信頼を損なわずに済むでしょう。
キャバクラでヘルプにつくメリット
キャバクラでヘルプにつく主なメリットは、以下5つです。
- 接客経験になりスキルが上がる
- ボーイや他のキャバ嬢から信頼される
- 自分のヘルプを頑張ってもらえる
- 連れのお客様から指名されやすい
- お客様を引き継いでもらえることも
接客経験になりスキルが上がる
接客経験を積んで学びを得られることは、ヘルプにつく大きなメリットといえます。
新人キャバ嬢のうちはわからない上手な間の取り方や話題の選び方も、ヘルプとしてたくさんのお客様と話しているうちにコツが掴めるはずです。
また、指名キャバ嬢の接客技術を間近で見られるから、ヘルプは勉強にもなるよ!
ヘルプを通して接客経験を積めばいつしか接客スキルが上がり、フリーのお客様の心も掴めるようになるでしょう。
ボーイや他のキャバ嬢から信頼される
ヘルプをたくさんこなしてもお給料には反映されないことから、ヘルプ接客に手を抜くキャバ嬢もいます。
ですがそんな中でも一生懸命ヘルプをするキャバ嬢は、付け回しをするボーイや先輩キャバ嬢から信頼されるでしょう。
一緒に働くボーイやキャバ嬢から信頼されることは、働きやすさにも直結するため、居心地よく仕事ができるはずです。
自分のヘルプを頑張ってもらえる
キャバクラでは、自分がヘルプする日があれば、他のキャバ嬢にヘルプしてもらう日もあります。
そして普段からヘルプを頑張っていると、ヘルプしてもらう立場になった際にもお返しとして頑張ってもらえるのが大きなメリットです。
ヘルプを頑張ってくれるキャバ嬢がいれば、自分が指名席を離れてもお客様の機嫌を損ねることがないからね!
また、キャバ嬢同士で「助け合いの精神」が生まれるのでチームワークがよくなり、普段の接客もやりやすくなるでしょう。
連れのお客様から指名されやすい
キャバクラでは、本指名がいるお客様が連れてきた新規のお客様のことを「枝客」と呼びますが、ヘルプを頑張っていると枝客から指名されやすいのもメリットでしょう。
丁寧なヘルプをしてくれるキャバ嬢は、お客様の記憶に残るしね!
連れのお客様と一緒に来店した際「いい子がいるよ!」と、枝客にヘルプキャバ嬢のことを紹介してくれるのです。
また、指名キャバ嬢が「いつもヘルプを頑張ってくれる〇〇ちゃんがいいんじゃない?」と、枝客にすすめてくれることもあります。
お客様を引き継いでもらえることも
ヘルプについていると、指名キャバ嬢が引退する際にお客様を紹介してくれることもあります。
これは引退する指名キャバ嬢による、一生懸命ヘルプをしてくれたあなたに対するお礼と、これからもキャバクラを楽しみたいお客様への気遣い。
引退する指名キャバ嬢は「自分の大切なお客様だからこそ、信頼できるキャバ嬢に引き継ぎたい」と考えているので、頑張り屋さんの女の子が選ばれやすいです。
また、引き継いでもらえない場合でも、お客様があなたのヘルプでの頑張りを思い出して指名で来てくれるケースも!
このように、一見成績にならないと思われているヘルプも、長期的にコツコツ努力すれば本指名になることがあります。
キャバクラでヘルプにつくデメリット
キャバクラでヘルプにつくことにはメリットがある反面、以下のようなデメリットもあります。
- 自由に接客できない
- お客様の反応でモチベーションが下がる
- お給料アップに繋がらない
自由に接客できない
この記事でも紹介した通り、キャバクラのヘルプには普段の接客以上に守るべきルールがたくさんあります。
よって接客の自由度が下がり、少し窮屈に感じることもあるでしょう。
ですがヘルプ席でのルールは指名キャバ嬢とのトラブルを回避し、お店の売上を支えるために必要なものです。
自由な接客は自分のお客様が来たときにやればいいので、ヘルプの席ではルールに従って接客してね!
お客様の反応でモチベーションが下がる
ヘルプのキャバ嬢とも楽しく会話してくれるお客様もいますが、中には指名以外のキャバ嬢が席につくと、あからさまにがっかりした顔をするお客様もいます。
特に、新人キャバ嬢のうちはヘルプ席にたくさんつくので、そのたびにお客さんからがっかりされてモチベーションが大きく下がってしまうことも珍しくありません。
お給料アップにつながらない
ヘルプにはバックがないため、たくさんヘルプ接客をしてもお給料に反映されないことをデメリットだと感じる人もいます。
また、ヘルプのお客様には営業もできないので、自分の本指名につながる接客ができないことを不満に感じるキャバ嬢もいるでしょう。
しかし、ヘルプ接客はテーブルマナーを見直すきっかけになったり、顔を売ってゆくゆく本指名につながったりすることもあります。
即金性は確かにないかもしれないけど、それ以上に得られるものもあるからヘルプ接客に手を抜かないように!
専属ヘルプを募集しているお店もある
キャバクラによっては、キャストが足りないとき用に専属のヘルプキャストを募集しているお店もあります。
ですが、専属ヘルプはもともとそのお店に勤めていた元キャストに声がかかることが多く、一般的な求人サイトで募集がかかることはレアケース。
そのため「シフトに縛られず自由に出勤したい」「ガツガツ営業するのに疲れた」と思ったときは、専属ヘルプの求人を探すのではなくキャバクラ派遣を利用するのがおすすめです。
キャバクラ派遣なら完全自由出勤なうえノルマもないので、自分の都合のいい日だけ気軽に働けるよ!
お給料は全額日払いなので、しっかり稼げるところも嬉しいポイントです。
まとめ
指名キャバ嬢が離席している間のサポート役であるヘルプ。
自分のお客様ではない席につくのは誰でも緊張しますし、普段の接客と異なるルールも多いためヘルプ接客に苦手意識を持つキャバ嬢は少なくありません。
でも、ヘルプはただ他人をフォローして終わりではなく自分にとってもメリットがあるので、頑張ってヘルプ接客のスキルを磨いてみよう!
また、完全自由出勤に憧れる人や専属ヘルプのような働き方を希望するならキャバクラ派遣がおすすめ。
自分に合う働き方や接客方法を探して、楽しく稼いでください!